JUNO 106 修理  1

Roland JUNO 106 シンセサイザーの修理記録です

 

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音響機材のメンテナンス、修理は、見よう見まねで結構やりましたが

音楽演奏のほうはチンプンカンプン。楽器は触ったことがないです。

 

(アナログミキサーマニアかも?笑い  ジャンクで買って中を開けるのが趣味?)

 

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すんなりうまく行ったところもあれば、何度か試行錯誤したところもあります。

シンセの仕組みや構造や使い方もわかりました!

 

すごーくたのしかった!

 

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以下は 記錄のために。。。

 

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たまたま

中古で安く購入し、どうも音が出ないままの JUNO106 の話が出て

 

よく売れた機材やPCはたいてい検索すると修理のやり方や、どこが壊れやすいか、出てくるので、Youtubeで見てると、DEMOが流れてきて、その音に惚れてしまった!

 

「ぜひこの子は音を鳴らしてやりたい!」と思ってしまった。

 

ヴォイスチップの不良が主で、それだけなら費用もかからず治るらしい。

 

専門業者に頼むほどではなく

 

(どのくらい費用がかかるのだろう?)

 

「眠らせたままなので、それで音が出ればラッキー!」

だそうなので、ぜひやらせてもらえないか?と持ってきてもらいました。

 

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クルマで運んで中がうごいたのか、まったく音がならなかったのが、結構でたそうで、これは見込みありそう!

 

サイドパネルのビスを外すだけで、トップパネルが蝶番式で跳ね上がります。

中はほこりがすごいので、とにかくお掃除。

 

左 MODULE BOARD ここにヴォイスチップがある
右 CPU BOARD 制御部

 

電源部

PANEL BOARD  トップパネルのボタンとスライダー類

埃よけはカチカチのパリパリに

スライドヴォリューム 

JACK BOARD 
オーディオ出力はここから

 

 

 

前の持ち主も、現オーナーさんも乾いた環境に住んでるのか?

サラサラのほこりで、基盤はハケではらうだけでOKでした!ラクだ~

 

 

 

スイッチカバー

 

一時期のTASCAMのマルチトラックレコーディング用の大型ミキサーをジャンクで買ったことがあって、つまみが硬質の、まったく粘りがない感じのプラスチック。

古くなるとパリンパリンと割れてしまう。

 

その時代なのか?

同じプラスチックで、基盤裏のツメを折らないように慎重に外す。

 

タクトスイッチ

半分近くダメになってるようです。

あとで交換します。

 

VCA LEVEL のスライドボリューム

 

パネルのスライドボリュームは、すべて 50K  B  単連 スライド幅30mm 

 

右から   スライドする部分。金属の接点。

真ん中   カバー

左の中に(左)抵抗体(右)ガイドの金属箔

 

 

ひとつレバーもなくなってって、操作不能のが。。。

とりあえず、中を開けて、思案しあん。。。

このプラスチックは接着剤がつかないし、何か金属のを差し込んでも、一か月しないで取れてしまう。。。であろう。

 

細いワイヤーを通して引っ張りながらスライドさせれば、外れることはない!

 

スライダー部分

 

スイッチ、ボリューム類は、無水エタノール(ドラッグストアで)流し込んでお掃除しました。

100均一の化粧用コーナーに、化粧水詰め替え用にミニ注射器があるので便利です。

 

洗った直後は動きがキシキシしますけど、2〜3日すると滑らかに戻ります

 

ボタン、ツマミ類は台所の中性洗剤で

 

 

 

 

                  ~ボイスチップの修理に続く