JUNO 106 修理 2
Roland JUNO 106 鍵盤の修理です
MIDI で鳴らせるから、鍵盤は使えなくてもかまわない、といわれたのですが
鍵盤の構造に興味津々(笑)
前面下のカバー、底板のところのネジを外すと取れます
付け根にバネ。これを外し。
手前に引っ張る方向へ。後ろを上げながら外す。
黒鍵は一種類。
白鍵は5種類と、一番右手の太い一本。
鍵盤を押したときはグリーンのフェルトで止まり、
鍵盤を放したときは金属の突起にゴムのようなものを巻いた部分で止まる。
ゴムはほぼ割れたり、取れたり、無くなってたり。
Gクリア (接着剤)で付けます。
突起の下側で受けてるので、上側は浮いててもOK
無くなってるところは、とりあえず養生テープ巻いて高さをそろえる。バネを外してるとき、数が多いので、スイスイ調子に乗ってやってたら「ピーン!」って
「うわ~弾いて遠くへ飛んでったかー??」
結局最後に数が合ったので飛んでなかったのですが、あせったー
ネジは一本くらいなくても、どうにかなるけど、このバネは失くしたらアウトですー
やるまえに部屋を掃除しときましょう!
スイッチの接点は基盤に付いてる(リモコンがこんな感じ)
何個か不良だそうで、鉛筆で塗りぬり。
黒鉛は電気を通しやすいので、含有量の多い、濃いめの鉛筆で。
溝に入らないように。。
(むかしオーディオのケースの内側に、鉛筆で塗りつぶした紙を貼って、内部の電磁波が少しは吸収されないかな~って、やったことがあって、けっこう好きな音になりました)
カバーを付けるときは、竹串のアタマを少しつぶして。。。
鍵盤は一本折れてまして、それでもよかったんですけど、
せっかくだから、
やったことのないことにチャレンジしないと楽しくないので
あり合わせの木で作って、M4ネジの長いのを切って芯にしてつないで
エポキシ接着剤があったので固めてみました。
(接着剤は苦手。エポキシパテのほうがやりやすかったと思う)
のことカッターとドリル しかないにしては
なかなかの出来に満足です (あとでやすりがけして白く塗るつもり)
あとでわかったことですが、ボイスチップがいくつか不良だと
POLY 1 だと鳴らない鍵盤がある
なにしろ POLY 1,2 のタクトスイッチも不良で効かなかったので、、元々鍵盤の接点不良はなかったのかもしれない
~ ヴォイスチップを剥がすに続く