DENON DCD-1650AL 修理

私自身はCDプレーヤーは、もう持ってないのですが、読み込み不調のCDプレーヤーの修理をたのまれました

 

1995年頃 ¥99000

いい造りです

 

PCM1702を差動でLR計4個

オペアンプNEC?4570

フィリップス5532

 

電解コンデンサーはシルミック

フィルムやスチコンも特注みたい

ブチルゴムのようなもので制振したすごいスチコンです

 

メカ部は汎用のもの

ヘッドは SHARP HB147AF

Amazonで代替品?(左。純正ではなさそうですが)が入手できました

 

ネットで検索してデンオンの同じメカ、ヘッドの交換記事を見て

 

読み込みがおかしくて新品(代替品?)を購入したが、一度ヘッドを外し戻すと読み込むようになったので、購入した新品は保管して、オリジナルの純正ヘッドで聴いていた。

 

が、やがてまた読み込まなくなり、結局は購入した新品ヘッドに取り替えた。

 

 

という記事

 

 

これもクルマで運んできてチェックすると、ひとまず問題なく読み込むのですが、やはり交換しておくことにしました

 

(アクチュエータはプラスチックの薄いヒンジのようなもので支えてるので劣化してくるとちょっとしたショックでおかしくなったり、戻ったりするのかもしれない)

 

 

 

交換は簡単です

銅のカバーを外し、CD盤を上から押さえるところを外し

 

ヘッド右の金属のガイドの奥のネジをはずすだけ

 

 

 

コネクタ 2つ 外し

金属のガイドから抜いて交換し

戻すだけです

 

デジタルサーボなので、調整の半固定抵抗はヘッドについてるRF出力?だけで、おそらく出荷時に調整されてると思います

単に交換するだけで問題なかったです

 

(これでお返しして、読めないCDが出てきたら、そのCDが読めるように、この半固定抵抗(レーザーの出力)を調整してみることになります)

 

 

 

 

基盤にはサービスモードのタクトスイッチがあります

 

これを押しながら電源スイッチをいれるとサービスモードに入りますが、どうもメーカー指定のCDで調整するようです

 

YaskoTOMITA(CA1094)と書いてあります

高松の中古レコード屋さん行ってもなかったので、ういいでーす

 

調整にコレ使え!ってことは

このCDは読み込むのに難易度が高いのかしら〜??

このCDが読めたら、他のCDはまず読み込める!?

 

 

 

まあ、ヘッドを交換するだけで、無調整で大丈夫でした

 

 

 

 

ヘッドを乗せている金属のベースは4点のバネで浮かせてあります

今のところ問題ないのですが

28年前?なので、取り出して

指の力を慎重にバネの成りに合わせて捻るように微妙に伸ばしました

 

(バネは金属ベースの重量バランスに合わせて、4個同じではないので混同しないように)

見た目で明らかにバネがヘタってるようなら、大胆に伸ばすてもありますが、力加減が難しいかと。。

私なら分厚いワッシャーのようなものを自作して噛ますかな。。

 

 

 

ヘッドのガイドの金属棒にはシリコンオイルを薄く

プラスチックのギアはシリコングリスを塗布しました

スプレーを買ったのは失敗

飛ぶのでティッシュなどでヘッドや基盤を保護してぷしゅ~です

 

 

 

 

ケースや中を掃除する無水エタノール

うちにあったものは、いまひとつ原子レベル?の効果が不満でしたが

 

彼女からルームフレグランスを作ったよ!のメール

マツモトキヨシの無水エタノールを使ったら、これまでで一番良い香りが出来た!って

 

 

これを買いに行き、使いました

 

アロマはプラナロムという信頼のおけるケモタイプ精油

 

わたしは手づくり石けん日本一になってから、原子レベルを意識して訓練してきましたので、その違いがわかりますが

 

今のところ一番良い無水エタノールです

 

拭いていると、手の感覚でストレスが溜まっているところがわかります(アロマ歴が長いのでわかるようになったみたい。男なので滅多にアロママッサージはしないけど身体もわかります)

 

熟練したマッサージ師が、身体を触ってると、疲れが溜まってるところが自然にわかって、そこを重点的にほぐす。のと同じ

この子は、ティッシュを置いてあるところに歪みが溜まってるので、matsukiyoの無水エタノールを含ませたティッシュで歪を取り除きます

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、トレイ開閉のゴムベルトが来たら交換します